空気も空もすっかり秋の気配を纏って過ごしやすいためか、ここのところ体調も良いようです。あるいはこれは精神的なものの影響かもしれません。大阪の三日間の旅から夜遅くに帰って、翌日から仕事、と普通に考えれば疲労でぐったりしているところなのですが、眠気は強くても、気持ちは強く保たれたまま。この５日間ずっとひとつの話を書くことに集中していました。

今回の日記は先日の旅日記にしようと思っていたのに、ろくな写真が撮れていなかったことですっかりやる気をなくし、他の人にはきっとどうでもいい、創作について今おもうことをつらつら書いてみることに。



いま書いているお話を書くことが楽しすぎて、他に何かをする時間が惜しいくらいです。日記を書くのだったら小説を書きたい。他の人の小説なんて読んでいられない。これだけの気力が沸いてきたのはとても久しぶりです。今までちょっと見失っていたのかな、と気付かされたり。しかしこの楽しさが湧いてくる条件はどこにあるのか分からないので、気付いたところで結局はどうにも出来ないのです。
ただ「どうにも出来ない」といっても、気づかないより気付いた方がずっといい、ということは確か。どうにも出来なくても分かること、得ることは多くあります。書かないことにはこの楽しみに出会う機会は無い、ということ。書いていればいつか出会える、ということ。だからいつか出会えると信じて書き続けているのです。
さて、それにしてもアレです。BLです。これに関してはずっと前に心に鍵をしてしまっていたので、二度と書くことは無いだろうと思っていたものなのでした。私は割とそうしたコントロールがはっきりしていて、「はじめる」と決めたら心が動くし、「終わる」と決めたらすっかり心の中に封印してしまえる性質で、こうして鍵を閉じたものが再び開かれるのは珍しいこと。大阪の旅で、好きなように過ごした時間の中で、思いがけず、思い立ったように某エムネムさんが描きはじめ、ああだこうだと話しながらつくっていったあの中で、いつの間にか扉が開き、好きだったころの感情がその当時のままの気持ちで蘇ったような、そんな現在です。
だいたいね、好きな絵を描くひとに自分のもえを投影した絵を描いた貰ったりしたらね、もう、どうしようもない。まいりました、お手上げです、というのが本音かな。そんな某エムネムさんはお話は完成してから読みたいタイプなのかな……


そういうわけで今は書くことに夢中で、そしてそれが少し長いお話になるので、暫く他のことが手に付きそうにないな、と日記が今までより少しスローになるかもしれない弁明を。BLだから今のサイト傾向に合わないのでこちらであげることは無いので一見まるで更新は無くなるはずだけど、ぼんやり何もしていないわけでも読書に浸ってるわけでもないよ、と弁明を。

と言いつつ今日購入したキラレ×キラレだけは読まなくては……
舌の根も乾かぬうちに私は何を……