―その姿を見て、地球の事を考える人々がひとりでもふえたら、という願いを乗せて―

私は毎年必ず、全戦欠かさずF1をみています。応援しているチームはいろいろありますが、中でも毎年変わらず応援しているところがあります。それが今年、上記の強いメッセージを車体に込めたホンダなのです。

そもそもF1というお祭りは参加するのにも莫大なお金が掛かります。だからスポンサはとても大事で、走る宣伝カーであるマシンはそのスポンサのロゴが主体となっているのが当たり前のように思っていました。

それが今年、ホンダはスポンサのロゴが一切なし。代わりに青と緑の地球のあざやかなカラーリングになっていました。 それは企業ロゴに見慣れた私には衝撃的なデザインでした。

じゃあお金はどうするのか。
それは協賛する企業にマシンやロゴの使用をライセンス化する、ということで、それに賛同する企業を獲得することが出来るようです。その一部は環境団体に寄付されるとかなんとか。また、一般からもサイトでチャリティ参加できるらしいのですが、これがまだよく理解できていません。日本語版が出来ていないから……。ピクセルを購入することができるとだけは……。

そんな夢のようなお話が実現するのかとわくわくしていたら、既に今まで以上の企業とパートナのお話になっているようです。やっぱり環境問題への取り組み、というメッセージは強く訴えるのだなあ……。

などと真面目に綴ってみましたが、実際のところはどうなのでしょう。単にここ数年参戦してきたトヨタとの関係なのかな、と思うところもあります。
ホンダもトヨタも車体はずっと赤と白の日の丸カラーでしたので、実際レースになると見分けがつきにくかったのですよね……。お金が力、という世界なので、その色はお金持ちなトヨタさんに……となったのかな、そこで新たな色を、というところで、あの斬新なアイデアが出てきたのでは、と思います。

そんなこんなで開幕戦まであと１７日。
今年のF1はどうなるのか楽しみです。