もう終わってしまいますが、今日は誕生日でした。
雨が降ったり雷が鳴ったり……、いやいや。
意外な人からもさらっとお祝いの言葉をいただけて何だか嬉しい一日でした。
写真は兄が買ってきてくれたケーキ。








と思ったら、日付すぎちゃった……！
……！
…。

西尾維新著「刀語　第一話　絶刀・鉋（ゼットウ・カンナ）」

あらすじ；
剣を使わない剣術・虚刀流。その七代目当主である面倒臭がりの鑢七花は、病弱な姉の七実とともに不承島で暮らしていた。虚刀流六代目当主であり大乱の英雄と呼ばれた父親、六枝が２０年前に流刑となったときに共にこの島に移ってからというもの、島から出たことが無かった。
しかし、島にやってきた奇策士・とがめの言葉により伝説の刀鍛冶・四季崎記紀の完成形と呼ばれる十二本の刀を集めるために旅立つことになる。四季崎記紀の刀は合計千本あり、四季崎記紀の刀を持つものが天下を制すると言われている。天下統一をなしとげた旧将軍は507本所有していた。その後、刀狩令により988本集めるが、完成形と呼ばれる残り12本を集めることは叶わなかった。

感想；
文章も内容も簡単で、おまけに登場人物も少ないのでとても読みやすい。続きが気になって仕方ないという内容ではないのですが、時間つぶしにはこのくらい軽い方が良いので次も買ってみようと思います。

やりたいことがあるときは本を読まなくても特に支障が無いのに、
やるべきことがたくさんあると無性に本が読みたくなる。
完全に現実逃避であり、依存症です。



読了メモ

【隠の王　１～５】
漫画。忍の世界というのが気になって購入。はじめての作家さんは２冊読んでから良否を判断する、という自分ルールのため、とりあえず２巻まで購入しました。
キャラクタはいまいち（…）好みではありませんでしたが、気になる内容なったので後日、続きも購入。
先日はいまいちだらけと思ったキャラですが、少しだけ宵風が好きになってきました。
そしてやっぱり忍の世界というのがね…。
好きなんだろうな…。 



購入メモ

・有栖川有栖著「乱鴉の島」
　…単行本・火村シリーズ初の孤島もの（？） 
　　一度買い逃してから見かけなかったもの
　　年度末のランキングに入っていたので、やっとで購入できました
　　私にとって久しぶりの火村シリーズ
　　それに孤島ものは大好きなので、とても楽しみ…！

・法月輪太郎著「ノーカット版　密閉教室」
　…ノベルス・法月先生のデビュー作のノーカット版
　　密閉教室大好きだったから、ノーカット版も楽しみ
　　というか、一夜あけたら校庭に机が…　という事件、
　　昔、ほんとうにありませんでしたっけ…

・西尾維新著「刀語　第一話　絶刀・鉋（ゼットウ・カンナ）」
　…ノベルス・今年１月から始まった驚異の12ヶ月連続発行（！）、刀語シリーズ

【剣を使わない剣術・虚刀流。その七代目当主である鑢七花は姉の七実とともに不承島で暮らしていた。しかし、奇策士・とがめの言葉により伝説の刀鍛冶・四季崎記紀の十二本の刀を集めるために旅立つことになる。】
　　買うもんか、と思っていたのにこの内容を見て買ってしまった… 


・オノナツメ「not　simple」
　とっておいて泣きたいときに読もうと思います

　動野が学校を休んだ 。いや、朝居たのは確認しているのだから、正確には欠席とは言わないのかもしれない。そのまま授業にも出てこなかったけれど、またいつものように屋上でごろごろしているのかと安易に考え、昼休みになってからやっとで行ってみたけれど動野の姿はそこに無かった。それもまた良くあることだったので、溜息ひとつ零しただけで諦めた静本はまた放課後になってから校内を探し回った。
　家に戻っている筈は無い。
　なのに学校のどこにも居ないのを確認した静本は、そこで急に不安になってきた。
　いつもの球場かもしれない。
　そう思った静本は、鞄も持たずにふらりと校門を出た。

 

　歩く速度はいつも一定。
　無意味な習慣が心地良い。 
　踏む足のリズムが単調で、脳を退化させるよう。 
　無駄な楽器がもどかしいようで心地良い。

 
　ただそこに、 一番欲しいものが足りない 。

　
　動野

　傍にいたいというささやかな気持ちすら重荷なのだろうか。