強めの風が涼しく、過ごしやすい日々です。以前ちょこっと書いていたプチ旅行ですが、ちょうどお盆のころに福岡へ行ってきました。猫カフェ潜入計画です。猫のほかにも、プチ旅行に付き合ってくれるという友人にお世話になり、あちこち歩き回ったりまったりして過ごしました。とても癒されました。

　猫カフェは今まで行ったどこよりも猫が活発で、何時間見ていても飽きません。写真のとおり、ひざの上で寝てくれる子も……！　あったかくて、やわらかくて、もう、もう、癒しの子！　ちょうどお食事の時間で、人間スタッフさんが餌皿をチンっと打って慣らしたら、跳ね起きて飛ぶように餌の方へ行ってしまいましたが。ねだる子やら拗ねる子やら、いろいろな猫の姿を見ることが出来ました。やっぱり猫は良い。大好きです。

　その他にも久しぶりの福岡をぶらぶら。ラーメン屋さんに並んだり、某学校の展示を見ていたら声を掛けられたので参加してみたり（写真を写されただけの参加ですが）。私の希望で某アニメのショップに寄ってもらったり、偶然某ショップに辿りついたりして、アニメなグッズをあれこれ購入してしまいました。物欲がある方なので、グッズとか好きです。ダンボールで作られたトンファ買っちゃった！

　あれこれと付き合って連れて行ってくれた友人にはもう感謝の気持ちでいっぱいです。久しぶりにまったりお話もできたので、とてもとても癒されました。ありがとうございました～。またご一緒してくださいませ。

　地元に帰ってから友人の言っていた本を探したのですが見つからず。かわりに驚くべきものを発見してしまいました！

●笠井潔著『青銅の悲劇　瀕死の王』●講談社●矢吹駆シリーズ最新作。しかも、なんと舞台は日本！　ですが、えと、日本篇　第一作、とあるということは、まだ続いているのでしょうか……。まだ読み始めたばかりなのであまり周囲を見ないようにしていますが、どうやら矢吹はこの話では出てきていないみたいだし……。大人しく読んでみようと思います。しかし775Pは重い。手が疲れますが、これも愛だと思って……。そうそう、数ある推理小説の中で好きな本はたくさんありますが、御手洗シリーズ等の人情臭い部分も好きだし新本格系列のゲーム的な部分も好きなのですが、それでも、私はたぶん（？）、このシリーズが一番好きなのだと思っています。作品全体を覆う薄暗い雰囲気、矢吹の厳しい思考にぞくぞくしちゃう。前回のオイディプス～が10年待ったので、次も10年待たなくちゃ、と気長な気分でいましたが、結果はこうして6年ぶりですか……。意外に早い刊行にびっくりです。